体外受精の流れを不妊治療院で教室に行ってみた?
私は、体外受精の教室に旦那さんと行って、かなりがっくりしたのを覚えています。人工授精では考えられないほどの大変さを知り、愕然としてしまったんです。「私ってここまでしないと妊娠しないの?」 今までずっと不妊治療を続けてきたのに、まだまだ先があると思うと、絶望感と不安でいっぱいになりました。
私より後に結婚した友達が、普通に妊娠している。「なんで私だけこんなに大変な思いをするの?」神様でも恨みたくなるような心境でした。
治療をはじめて2~3年は、「そのうち妊娠するでしょう」と前向きで、まだ友達の妊娠に素直に「おめでとう。」を言える精神状態でした。
ところが、友達は一人目だけじゃなく、2人目3人目と授かっていく。「私は本当に妊娠することができるのか?」と、ただただ怒りや不安をぶつけるところもなく、毎日を過ごしていました。
不妊治療をはじめて6年目。とうとう外出すると、赤ちゃんの声を聞くと涙が自然と出てくるようになりました。本当は子供が大好きで、よその子でも抱っこさせてもらってたくらいなのに、バスの中で赤ちゃんが泣いてたとき、私も涙が止まらなくなったことがあります。公園を通ると、「誰のために公園があるの?」
不妊症って本当に辛いですよね。子供がほしくなかったら、別に病気でも何でもないのに、子供がほしい人ほどなかなか赤ちゃんが授からない。。。普段はとても前向きな考えの私ですが、不妊症ほど辛いものはありませんでした。
私の実家の隣のおばちゃんが、私が小さいときに凄くいじわるで、近所でも有名でした。おばちゃんは21歳で結婚したのに、子供に恵まれなかったんです。そのころイギリス発祥の体外受精はこの世に存在しなかった。子供ができない夫婦は治療など特になくて、諦めるしかなかったんです。でも本当は、人間は「自然治癒力」という力がある。そのおばちゃんは38歳にしてやっと自然妊娠。あの意地悪は、子供がいない辛さからだったと、私の不妊暦が長いことでようやく理解ができました。
私も不妊期間は、他人の子供がかわいいと思わなかった時期もありました。私も意地悪な人になってたかも?
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でも、自然治癒力を信じるなら、絶対自然妊娠を考えた方がいいです。
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